お知らせNEWS

令和6年6月1日からの診療報酬改定に伴う変更について

・保険での胚凍結保存における、保存維持管理の年数制限(3年)が撤廃されます。
・高度乏精子症における、精子凍結保存が保険適用されます。
・保険での精子凍結保存における、保存維持管理料が新設されます。
・医療上必要があると認められない自己都合による精子凍結保存は保険適用外ですが、選定療養として保険診療と併用して実施可能となります。

保険適用には算定要件があります。生殖医療技術料等も変更されましたので、詳しい内容は当院までお問合せ下さい。

ART SOLEIL生殖医療セミナーを開催しました

2024年1月19日、ART SOLEIL 生殖医療セミナーを開催しました。


講師には生殖補助医療管理胚培養士(日本卵子学会および日本生殖医学会が認定する生殖補助医療胚培養士の上級資格)の福永憲隆先生をお迎えしました。福永先生は、浅田レディースクリニックの副院長であり、培養研究部部長としてご活躍されています。


ご講演内容は、「胚培養士の過去・現在・未来-生殖医療の中心で胚培養を科学する-」と題して、福永先生が25年の胚培養士歴の中で積み上げ研鑽されたそのご功績を紹介して下さいました。
その中で、生殖補助医療における、胚培養での体外操作時間の短縮と患者さんの不安を取り除くことの重要性について熱く語られ、「見えるLab.」1や培養室管理や教育の独自メソッド、数々のご研究が生まれてきた所以を知り、感慨深いものがありました。
そして、福永先生の本質を見抜き徹底的に掘り下げる邁進力に感銘を受けました。

※1「見えるLab.」とは、普段見ることが難しい培養室を患者さんが見学できるように解放したもの。浅田レディースクリニックに設置されている

終始一人一人に目線を配りながら聞き取りやすいテンポと柔らかい表情でお話され、ご高名な福永先生のお考えを直に感じつつ、学びの多い時間となりました。

当院は、第一線で活躍している先生を講師としてお招きする生殖医療セミナーや、積極的な学会参加を通して、通院されている患者さんが一日でも早くお子さんを授かるように、知識や技術の研鑽に努めて参ります。
今回のART SOLEIL 生殖医療セミナー開催にあたり、県内6つの生殖医療を行うご施設様に参加のお声がけをさせていただきました。
東北大学大学院農学研究科動物生殖科学分野 主任教授の種村健太郎先生をアドバイザーとしてお迎えし、総勢10名の方々と共に学ぶことができました。ご講演後の質疑応答では参加者3名から質問があり、活発な議論の場となりました。
これからも、培養士として必要不可欠な探求心を持って邁進する心構えを積み上げていきたいと思います。

 

生殖補助医療胚培養士 加茂野

求人案内 – 胚培養士 –  

仙台ソレイユ母子クリニックは、最新の医療機器を導入し、PGT-Aなど先端の生殖医療にも幅広く力を入れています。また、男性不妊専門施設と連携し、高度治療の技術的サポートも行います。

命の輝きに満ち溢れるクリニックで胚培養士として一緒に働きませんか。

以下について推奨、支援しています。

  • ・臨床医学研究の推奨
  • (生殖医療にかかわる学会年会費・参加費等の助成、学会出席・発表)
  • ・基礎医学研究の推奨
  • (東北大学との共同研究への参加)
  • ・管理胚培養士を目指す方への支援
  • (社会人枠での学位取得、論文執筆の支援)
  • ・高度生殖補助医療男性不妊手術における胚培養士技術修得
  • (男性不妊専門施設と技術連携あり)

 

採用条件はこちら▶をご参照ください。

詳しくは、人事採用担当:宮本 まで ご連絡ください。

妊活のために必要な検査について

当院での妊活のために必要な検査について、費用を変更しました。

詳しくは▶こちらをご参照ください。